『土佐日記』ならぬ『土佐ブログ』

アクセスカウンタ

zoom RSS 1984年・東大の現代文・第1問

<<   作成日時 : 2014/08/23 23:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

アディオス
アディダス
アシックス!
みなさん、いかがお過ごしですか。
僕は元気です!校長先生は絶好調です!!


突然でありますが、僕は多くの皆さんに記事を読んでもらいたいと思っています。そんな魂が皆さんの中にスムーズに入っていくためには、滑らかな書き出しが必要不可欠です。

そこで考えました。毎度同じ書き出しにすればよいのではないか?・・・そんな結論に至りました。

始まりの挨拶は大事です。そこで、僕も挨拶をしてみようと思います。これを挨拶といっていいのかどうかは分かりませんが、これでスムーズにお話に入っていけそうです(これから“始まる”のに、“アディオス!”と言ってしまうところがポイント)。

それではみなさん、一所懸命まごころを込めて書いた作品をご覧ください!


ただなんとなく、「久しぶりに現代文の問題を解きたいな」と思い、『東大の現代文 25ヶ年』(桑原聡、教学社)をネットで購入してしまいました。中古で購入したので、新品よりもかなり安く手に入れることができました。

さて、理系出身の僕が、なぜ現代文なのか?ということなのですが、「現代文が嫌いではないから」が一番の理由です(理由になってませんね)。文理問わず、文章を正しく読むことは必要不可欠であります

今回は僕は受験生になったつもりで、問題に回答します。その中で、自分が思ったことを素直に書いていこうと考えております。

さて、早速始めましょう。1984年・東大の現代文・第1問・『経済倫理学序説』(西部邁)からの出題です。

☆本文の大まかな流れ☆

現代の進歩=遊びの要素が少ない。
進歩とは経済発展という呪縛が強すぎる。
*遊び=厳格なルールに従い、非日常的な形で、緊張とそれからの解放とを味わうこと(⇔真面目)

言論=かつては真剣な遊び、非日常性の中で演じられる厳格な競技
→言論の質が保たれるべきだとするなら、非日常性において遊ぶという精神が必要である

ローマ人・・・“パンとサーカス”をどうしても必要とした。
→パン=日常の中の真面目な仕事、サーカス=非日常の中の真剣な遊び
→パン(労働)なしではサーカスを楽しめない、サーカス(娯楽)なしではパンの製造のやる気が起きない。

しかし、パンとサーカスという対比は、きれいに真っ二つにしてしまっている。両者のあいだの相互浸透が見落とされている。

現在において日常的なもの&過去において非日常的であったもの・・・飛行機(翼ある蛇という空想の産物)
現在において非日常的なもの&過去において日常的であったもの・・・芸能

社会科学=仕事が遊びに近づき、遊びが仕事に近づいていく様子を解明すること

自然科学が技術の発展につながることで、仕事が捗る&文芸・人文が表現を巧みにすることで、遊びが発展する。
⇔社会科学は両者をうまくつなげる→技術と芸術を媒介する知の様式

→社会科学は、文芸・人文に対しては物語性、自然科学に対しては論理性で理解しようとする。
⇔遊びと仕事が相互に往来することで、自然科学に物語性が含まれる&文芸・人文に論理性が含まれる。
→社会科学は、論理性の中に物語性を、物語性の中に論理性を発見することが重要
→これは緊張を伴う作業

社会科学が二者択一の議論「サイエンスなのか、またはエッセイなのか」は、この緊張に堪えられないことの証左であろう

設問

-1- 「非日常性において遊ぶという精神が必要である」(傍線部ア)とあるが、「非日常性において遊ぶという精神」とは、どのようなことをいうのか、説明せよ。

傍線部前に、“言論の質が保たれるべきだとするなら”とあるので、“言論に関して”「非日常性において遊ぶという精神が必要である」と傍線部は解釈されます。

本文を読むと、作者は「進歩=経済発展、真面目な言論しか交わされない」ことを批判的に書いております。だからこそ、言論に遊び(非日常性)の要素を入れることで、言論をよりよいものにしていこうと主張しているのです。もちろん、「言論をよりよいものに!」の部分は直接書いてあるわけではありませんが、そう読み取るのが妥当だと思います。

そこで僕が考えた回答はこちら・・・【経済発展が主役の進歩主義を離れ、言論に遊びの要素を含むことで、言論の質を高めようとする精神。】

ちなみに赤本の解答はこちら・・・【進歩主義一色の日常を離れて、厳格なルールに従い非日常的な形で緊張と緊張からの解放を味わおうとする精神。】

赤本の解答は本文からそのまま抜き出して答えていますが、「厳格なルールに従い非日常的な形で緊張と緊張からの解放を味わう」って、一体どういうことでしょう。こういった評論文は、はっきりいって分かりにくいものが多いです。分かりにくいけれども論理的ではある文章を、分かりやすく論理的に読む、あるいは分かりやすく論理的に人に説明することが大切だと思うのです。

赤本の解答は“分かりやすさ”という意味では、あまりいいものとはいえないと思います。

-2- 「両者のあいだの相互浸透」(傍線部イ)とはどういうことか、説明せよ。

“両者”が指すものは、明らかに“パンとサーカス”です。これより、傍線部は「パンとサーカスのあいだの相互浸透」と書き換えられます。つまり、パンはサーカスに浸透し、サーカスはパンに浸透するということですが、本文ではパンとサーカスは相互浸透を引き出すためのきっかけに過ぎず、傍線部を理解するための要素は傍線部後に述べられています。

そのため、「両者のあいだの相互浸透」は、パンとサーカスについて書くのではなく、より一般性をもたせた内容で書いた方が加点されるように思います。そこで僕が考えた回答はこちら・・・【過去において空想であったものが現代の技術になったり、宗教的行事が娯楽になったということ。】

ちなみに、赤本の解答はこちら・・・【日常的な真面目な仕事であるパンが非日常的なものを好み、非日常的な真剣な遊びであるサーカスが日常性を引きずっていること。】

これが解答の機能を果たしているかどうかはひとまずおいといて、あまりにも分かりにくいと思います。僕の回答も分かりやすいものとは言えないけれど、赤本の解答もなかなかのひどさだと思います。

僕は傍線部後に書かれている例を一般化させることを心がけました。飛行機が空想から産まれたということは、“過去において空想であったものが現代の技術になった”ということだと思います。また、奉納などの儀式から宗教性が除かれて芸能(能や狂言?)になったということは、“宗教的行事が娯楽になった”と言い換えられます。

個人的には、今言ったことをそのまま回答としたかったのですが、少しくどくなるような気がしたので控えました(「奉納などの儀式から宗教性が除かれて娯楽となった」というように書きたかったです)。

ちなみに、この回答を作るときに、すぐに“相撲”が思い浮かびました。相撲はもともとは豊作を祈って行われたものと聞いたことがあります。現代で大の相撲ファンという方でも、豊作を思いながら観戦している人はあまりいないでしょう。まさに、宗教的行事から宗教性が除かれて、娯楽になった好例だと思います。

-3- 「この緊張に堪えられないことの証左であろう」(傍線部ウ)とあるが、どのような理由によってそのように言えるのか、説明せよ。

傍線部の“この緊張”とは、その少し前にある部分を読むと分かります。“社会科学は独自の文体を煉らなければならない→これは緊張を伴う作業”とあるので、“社会科学が独自の文体を煉ることには、緊張が伴う”ということが分かります。

では、“独自の文体を煉る”とはどういうことでしょうか。社会科学は自然科学と文芸人文の橋渡し役であると本文に書いてあります。つまり、従来の“自然科学は〜と理解し、文芸人文は〜と理解しよう!”というやり方では通用しないということです。

もう少し細かく書くと、“自然科学は論理性で理解し、文芸人文は物語性で理解しよう!”ということです。社会科学はそのようなやり方ではなく、どちらの要素も持ち合わせた独自の理解方法を考えなくてはいけない!ということが、筆者の言いたいことでしょう。

そこで僕の回答はこちら・・・【自然科学は科学的理性によって理解していくもので、文芸・人文は文学的感性によって理解するものだと決めつけずに、社会科学は二つの考え方を混ぜた独自の理解方法を考えていかなければいけないから。】

ちなみに、赤本の解答はこちら・・・【二者択一の議論は、科学的理性と文学的感性の絶妙な混合あるいは化合を求めて、独自の文体を煉るという社会科学の作業の緊張に堪えられず、どちらか片方だけを選ぼうとするものだから。】

僕は現代文に関して素人なので、解答とされるものにあまり文句を言いたくはないのですが、この解答は記述式の解答において致命的なことをしていると思います。それは、「混合あるいは化合」のところで、解答方式が記述式(特に東大!)の問題では、解答は簡潔に書くべきという暗黙のルールがあります。

一般的に解答欄に対して、書きたいことは少し多くなるようにできています。それをうまくまとめることで、解答を作っていくわけです。“あるいは”という言い換え語句が登場するわけがないですし、そんなことができる字数の余裕はないはずです。

この解答作成者は予備校講師だそうですが、この先生はどんな考えでこの解答を作成したのでしょうか。分かりやすく説明してほしいところです。



―――――
 あとがき
―――――


最近は日本と近隣諸国との関係について思うところが多いです。

その一つに、舛添都知事の訪韓があります。韓国への技術支援(地下鉄など)や2018年冬季五輪(平昌)における日本との連携強化、2020年夏季五輪(東京)においても連携しよう、などとむちゃくちゃな約束をして帰ってきたと聞きます。さらには、東京に韓国人学校をもっと増やしてほしいという韓国側の要請にも快諾したようで、これほどの都知事の暴挙には呆れてしまいます。

一国のトップの言動がその国の民意を表す・・・これは先進国であれば当たり前のことだと思います。韓国も先進国と自称しているわけで、そんな中でトップが明白は反日の言動をしているわけですから、いわば韓国にとって日本は敵国なわけです。

そんな国と連携しようなんていう話はおかしな話です。敵国としてお互いに無関心でいれば丸く収まるところを、なぜすり寄ってくるのか、そしてそれを受け入れようとするのか・・・。理解に苦しみます。舛添都知事は日本人ではないのでしょうか。

――――――――
このブログで、多くの“お出かけ”を記事にしてきました。それらをなるべく時系列でまとめてみましたので、過去記事(複数回にまたがっているものは、初回のみ)ではありますが、どうぞご覧ください。ちなみに、年代と季節に関しては、誤っていることが予想されます。気づき次第修正していきます。

2007 夏 九州
2008 春 東京都心
2009 冬 白馬
2009 春 お台場
2009 夏 大黒ふ頭
2009 夏 水天宮前
2009 夏 豊洲
2009 夏 東京23区
2009 夏 さいたま新都心
2009 夏 鉄道博物館
2009 秋 お台場
2009 秋 湾岸
2009 秋 ユーカリが丘
2009 冬 旭川
2010 冬 東京23区
2010 冬 首都高
2010 冬 東京の橋
2010 春 高知
2010 春 広島
2010 春 鎌倉
2010 春 雑司ヶ谷
2010 春 志茂
2010 春 中野富士見町
2010 夏 千葉
2010 夏 横浜
2010 夏 安中榛名
2010 夏 世田谷
2010 夏 群馬
2010 夏 青森
2010 夏 鳥取
2010 夏 奈良・京都
2010 秋 北陸
2010 秋 首都高
2010 秋 埼玉
2010 秋 北海道
2010 秋 金沢文庫
2010 冬 浅草
2010 冬 沖縄
2011 冬 狭山湖
2011 冬 神楽坂
2011 冬 大月
2011 冬 東京23区
2011 冬 千住
2011 冬 永田町
2011 冬 品川
2011 春 渋谷
2011 春 自由が丘
2011 春 相鉄線沿線
2011 夏 川崎
2011 夏 西武線沿線
2011 夏 東急線沿線
2011 夏 東上線沿線
2011 夏 湯島
2011 夏 蕨
2011 夏 上野
2011 夏 永福町
2011 夏 水天宮前
2011 夏 千葉
2011 夏 錦糸町
2011 夏 東上線沿線
2011 秋 横浜
2011 秋 築地
2011 秋 西武線沿線
2011 秋 京王線沿線
2011 秋 小田急線沿線
2011 秋 田園都市線沿線
2011 秋 京成線沿線
2011 冬 伊勢崎線沿線
2011 冬 京急線沿線
2012 夏 東京の美術館
2012 夏 熱海
2012 夏 那須
2012 夏 軽井沢
2012 冬 押上
2012 冬 日本全国
2013 夏 群馬
2013 冬 静岡
2013 冬 イタリア
2013 冬 九州
2013 冬 四国
2013 夏 袋田の滝
2013 夏 奥多摩
2013 夏 逗子
2013 夏 九州(グルメ)
2013 夏 九州
2013 夏 太宰府
2013 秋 宮崎・鹿児島
2013 秋 小倉・大分
2013 秋 秋芳洞
2013 冬 吉野ヶ里遺跡
2013 冬 筑後川昇開橋
2013 冬 岡山・福山・姫路・丸亀
2014 春 茅ヶ崎
2014 春 弘明寺

――――――――

本日の記事はいかがでしたでしょうか。これからもいろいろなことにアンテナを張り巡らせて、読み応えのある記事を提供していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

バイバイ!ララバイ!松竹梅!

☆以下のアンケートに答えてみてください☆



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
1984年・東大の現代文・第1問 『土佐日記』ならぬ『土佐ブログ』/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる